毛皮って動物虐待?

毛皮は人類の最古の衣服です。
「動物の犠牲のもとで着るなんて、残酷でかわいそう。」とお考えになる方もいらっしゃると思います。

でも私達、人間は、かけがえのない地球上の自然保護の為に、貴重な野生動植物を保護し、絶滅から護ろうと1973年に世界81国の代表がワシントンに集まり、条約を結びました。これがワシントン条約です。
正式名称は ‘絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約’ といいます。
英文での正式名称は“Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora”
頭文字をとって”CITES”(サイテス)と呼ばれこの証明書がなければ、輸出入はできません。

毛皮製品に使われる動物の殆どは養殖です。皆さんがよくご存じのミンクも人間が創りだしたものです。ですからサイテスは要りません。
野生の動物はまず毛皮では使えません。例えば昔 虎の敷物がありましたが、最近ご覧になられたことはないでしょ?虎は、野生で養殖が出来ない動物なので、ワシントン条約に抵触します。だから、輸出入は出来ません。

そんなことで、私達はかけがえのない地球上の限りある資源を保護しようと努めております。
又、不要な毛皮も再利用しようと努力しております。

皆様に安心して気持ちよく毛皮をお召しいただけるよう、ニューでは品質とデザインにこだわった最高級の毛皮を取り揃えております。