毛皮の構造

毛皮って、拡大したら、どうなっていると思いますか?

文字通り、「毛」と「皮」からできているのですが、毛皮にとって重要なのは、「毛」の部分。

表皮から出ている「毛」の部分は刺し毛(さしげ)と綿毛(わたげ)からできています。

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刺し毛は、艶があって美しく、いろいろな色や斑紋がそれぞれの動物の特徴を表しています。 体を守る役目をしているので、ガードヘア(guard hair)とも言われ、弾力性・耐水性があります。

綿毛は、刺し毛の下に生えている短く柔らかい毛です。アンダーファー(underfur)とも言われますが、非常に細かく密生しているので空気の層ができて、体温の発散を防ぎ防寒の役目をしています。

一般的な良い毛質の条件は次の通り。

1.刺し毛と綿毛のバランスが良いこと。(特に綿毛の密度が濃いもの)

2.光沢がよく、色や斑紋が鮮明なもの。

3.触った時にシルキーでソフトなもの。

毛皮を買われるときの参考にしてくださいね。